Study aid Bank Project

Study aid Bank Project 事業

【背景・企画内容】
(1)背景
①厚労省は昨年7月、2012年の所得を元にした「国民生活基礎調査」で、
「相対的貧困率」は16.1%と発表した。18歳未満の「子どもの相対的貧困率」は16.3%で、前回調査(09年時点)より0.6%増で、データーがある1985年以降、過去最悪となった。
  ※相対的貧困率とは、全国民の所得を順番に並べ、真ん中に位置する人のさらに半分の額を「貧困線」と定め、それに見たいない人の割合を指す。
②現在、貧困の連鎖を断つ目的で、就労支援や学習支援が行われている。③学習支援は、教育格差の是正を目的に行われている。
④教育格差の背景には、家庭における文化資本の格差も存在する。
⑤文化資本の一つとして、学習参考書等がある。
⑥学習支援の現場では、この学習参考書不足を、学生ボランティア等の「個人授業」でカバーしているところもあるが、多くの子どもを対象とするこに限界がある。学習参考書が家庭には、ないため、養育者が学習支援に携わることがほとんどできていない。

(2)企画内容
①参考書は、単年度で破棄されるのが一般的だ。ドリルや教科書ガイド、絵本などの学習参考書類は、旧年度のものでも活用できるものが多い。
②この無用となった参考書類を集め、必要とすることども達に配ることで、参考書類の有効活用を図る。
③学習参考書等の配布は、配布は、地域の学習支援団体を通じて無償で行う。

【事業内容】
不要となった学習参考書や、問題集、児童書、文具等を取集し、生活困窮者家庭に配布する
(1)収集の対象
  ①参考章等
  教科書ガイド、ドリル、ワークブック、問題集、参考書、副読本、英語CD、   通信教育教材、辞書等。できるだけ書き込みの少ないもの。
  ②児童書(絵本等)
  ③文具
(2)配布先
  ①兵庫県尼崎市(約1000人)
  ②その他(※)
   ※収集量に応じて、近畿圏の生活困窮者世帯に広げていく。

【実施体制】
  Study aid Bank Project
  代表 桜井淳(元京都花園高校教諭)
  賛同人:現在募集中
  協力団体:現在募集中
  事務局
  兵庫県尼崎市御園5 土井ビル2F
  NPO法人 シンフォニー  Study aid Bank Project 担当
  TEL:06-6412-8025
  FAX:06-6412-8444
  mail:info@npos.cc
  URL:http://npos.cc

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